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院長あいさつ


西遠クリニックは矢野陽三先生が、矢野医院として開業して以来、40年以上にわたって、浜北の医療を支えてきました。浜北医師会が浜北全体の医療を支える中で、西遠クリニックの役割は、内科の各種専門家を揃えて、さらに全身CTを備えて、総合病院の内科外来のレベルで迅速に診断し、治療する事でした。外来で対応できない場合は、病院に迅速に紹介します。また、全身的診療の為に、医師会の他科のクリニックとも協力して診療しています。在宅医療にも力を入れ、昼夜を問わず対応してきました。内視鏡もエコーも全身の検査の為に役立っており、寝たきり患者でも送迎してクリニックで各種の検査をしています。

私は、長らく遠州病院内科副院長として、働いてきましたが、西遠クリニックを引き継いで、今後とも西遠クリニックを総合病院内科と同じレベルで診療する方針で、今後も努力していくつもりです。在宅診療も引き続き、複数医師で継続していきます。

医療政策が変化して、病院への入院が短期間になり、手術が病院業務の主体となってきましたので、クリニックでも、入院しなくても治せる感染症は、毎日の通院点滴で治療しています。肺炎、腎盂炎、虫垂炎、憩室炎など、従来ならば入院治療していた疾患も、通院治療しています。病院での手術後も当院で追加治療が可能です。癌の在宅治療も可能です。在宅患者に、胃瘻栄を造設したり中心静脈栄養の挿入や管理もできます。在宅酸素療法や睡眠時無呼吸症候群の治療もできます。今後とも、治療の幅をさらに広げて、浜北区周辺の皆様の健康と幸せを増進できるように頑張ります。

院長 松本雄幸